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熟成過程

「ルイ13世」の熟成方法

ルイ13世用のティエルソン(tierçon)は、もともと馬に引かせた荷車でコニャックを運ぶために作られた樽です。

一度に3つの樽を運んだので、この名前がつきました。レミーマルタン社では伝統的にリムーザン産のオークが使われていますが、それは、このオークのタンニンと多孔性がオー・ド・ヴィーの熟成にとって理想的だからです。

スピリッツを熟成させるには外気に 絶えず触れていることが必要で、ティエルソンはこの目的に最適な形状をしているのです。

貯蔵庫――「シェ(chai)」とも呼ばれる――は変わらぬ静寂と安らぎとが支配する場所ですが、セラーマスターはここに貯蔵された大切な樽に常に目を光らせています。ただ辛抱強く待っていれば完璧なコニャックができる、というわけではないからです。樽に詰めた日から毎年、セラーマスターはそれぞれの樽を検査し、試飲して、専門家の嗅覚で熟成度を判断します。また、特定の樽を選んで別の樽とブレンドする作業も行います。

数十年の時を経て、各世代のセラーマスターが厳選した特に優れたオー・ド・ヴィー数百種が複雑にマリアージュしていきます。 現在、セラーマスターのバティスト・ロワゾーは、次世代に残す彼の成功の証である、素晴らしいオー・ド・ヴィーの数々を見守っています。ひとつひとつのデキャンタが、セラーマスターたちの生涯にわたる偉業の成果なのです。

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